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強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

 

 読みました。Railsを作った会社が実践しているリーモート環境での仕事について。

本の中にあるように日本ではまだまだ定着されていないワークスタイルですね。強く憧れる反面、セルフマネジメントができる人限定の世界なのかなという感じもあり怖くあります。(強いチームじゃないとオフィスを捨てられない?)

弱いチームがオフィスを捨てることによって強くなる、そんな事例だってあるんじゃないかなと思っています。(そのためのマネジメント手法はまったくの別ものになるんだと思いますが。)

 

オフショアや海外の事業部との仕事にも適用できる考え方、と感じました。

それをする際の「使える」なと思ったトピックをまとめてみます。

 

コアタイムを決める

リモートワークを成功させるコツは共通のコアタイムを決めること 

 お互いがいつだったら必ず働いているのか(メールやチャットができるのか)をわかりやすくしておくことが大事ですね。

情報共有のしやすさの追求

必要な情報や資料をいつでもみんなの手の届くところに置いておくことだ。

 ちょっとした資料がどこにあるか聞けない環境にいるが故に大切。結果として、情報が集約し整理されるので皆がハッピーになることですね。(みんなが同じオフィスにいようともこれはしなければならないこと)

どうやってやるか?そのことについての文を以下に引用する

ツールを使えば、9割方はうまくいくはずだ(残りの1割は、コミュニケーションしようという姿勢)。 

 進捗の共有

これもお互いがお互いを見れないからかもしれない。

進捗をみんなと共有することは仕事をしようというモチベーションを生む。 

 働きすぎに注意する

これは落とし穴かも。仕事をしないかも?よりも仕事をしすぎるかも?を心配するのがリモートだと大切だ。楽しい仕事、邪魔するものもない、そんな状況だとついつい働きすぎる人がでてしまう。働きすぎない文化をつくってあげるのも大切だ。

リモートワークに慣れていないマネジャーは、部下が働かないのではないかと心配する。でも本当は、働きすぎることを心配したほうがいい。部下の様子が見えないので、気がついたときには完全に燃え尽きていたということにもなりかねない。 

 言葉に気をつける

リモートワークではもう少し念入りに、「いやな言葉」「感情的な対立」「悪いムード」を徹底的に排除していくことが大切だ。 

 モチベーションの上げ方

これに関しては身も蓋もないことが書いてあった(でも、きっと、それが真実だ)

頭脳労働者のモチベーションを引き出す唯一の方法は、楽しい仕事を、楽しい仲間とやらせることだ。それ以外に近道はない。