劇場版 MOZU
ドラマ版も原作もチェックしないまま映画を観ました。
が、ほぼほぼ問題なく楽しめました!(「?」みたいな箇所やキャラがでてきたら、これはドラマ観ればわかるんだろうなって感じには思っていましたが)
「脚本」的には冒頭数分で主人公が誰か、物語の柱(ダルマのこと)は何かを伝えるようにシーンが作られているのが単純にすごいなって感じました。
話し的には、ダルマの怖さ・強さが「エピソード」的にしか聞こえてこないため、いま、一つ、怖さが伝わってこなかった、そのため対立した際の緊張感も少なかったなって感じました。(時間的制約と残酷な面を映像にしずらいもあったかもしれません)
個人的には、主のストーリーよりもとにかく長谷川博己が演じる「東 和夫」がかっこよすぎて、いいキャラすぎて、こんなキャラクターを作れている時点で、もうこの脚本は最高かよって思いました。何でもこなして、クールで、でもクレイジーで、ほんとカッコよかった。僕的なMOZUの見所は完全にこの「東 和夫」でしたってお話し。