はじめてのペアプログラミング、すすめかた
今の現場でペアプログラミングを導入しています。
スムーズに実施するため、はじめて実施するときの手順表をつくりました。
主に以下のページを参考にさせていただき作成しました。
Flow 「はじめてのペラプログラミング」
0. 役割の確認
Role | What to do |
---|---|
Driver | キーボードを叩く人 |
Navigator | driverの書くコードを眺め、エラーや設計を吟味する |
1.作業を決める
- 規定した時間内に終わりそうな明確なゴールを決める
2. ルールの確認
- 喋ること
- 考えや、これからすることを言葉にして発する
- お互い丁寧に。ミスの指摘も丁寧に。指摘されたら礼を言う。別にその人の能力が欠けているわけではないのだ
- ミスに気づいても、その行を書き終わるまで指摘を待つ
- お互い集中すること。2人で集中する方が1人で集中するより簡単なはず。片方が話している間はものを食べたりメールを見たりしない。どっちかが飽きたら1人でプログラムしているのと同じになる。
- お互いが何をやっているか把握すること(パートナーが今なにをやっているかわからなくなったり、今なにをするべきか見失ったりすることはよく起こる。認識がズレだしたら1分以内に話し合って頭の中の同期を取ること。)
- 喜ぶ
3.実施する
3.1 小さなゴールを決める( Driver 主導)
- 数分でできるようなことを考える。
- 問題や実施することを言葉にしてパートナーに伝える
3.2 プログラミング
- パートナーを頼りにし、支えあう
driver側
- プログラム全体の問題はnavigatorが考えてくれる。作業を終わらすことだけに専念すること。 navigatorに言われたとおりにコードを打ち込むようなことはしない。
navigator側
- driverのコードを横から確認し、バグ・デザインの改善や簡潔化、対局的な問題について考える 。指摘するタイミングは考える
3.3 喜ぶ
- 小さなゴールを達成したらお互いに喜ぶ
3.4 繰り返す
- 最初に決めた作業が完了するまで繰り返す。
- 必要に応じてdriverとNavigatorを交代してもいい。
- 3.1へ
4.ラップアップ
- "作業"を完了したら、振返りを行う。
- 気がついた点や今後のことなど、なんでもOK