海街ダイアリー(2015/監督・脚本:是枝裕和)
鎌倉に住みたくなりました。カレーを食べたくなりました、汗かきながら。
そうすれば、こんな姉妹達のような生活に少し近づけるかなって。
三姉妹のもとに、腹違いの妹が加わって、ゆるやかに生きていく物語。
何かドンデン返しがあるわけでも、大きな盛り上がりシーンがあるわけじゃないけど、心がすごく動かされる作品。
いちおう主人公は綾瀬はるか演じる幸っぽいけど冒頭シーンは長澤まさみ演じる住乃から始まる。このおかげで、一見すると嫌なやつに見える可能性がある住乃にもちゃんと感情移入しやすくなってる気がしました(観客は最初に観た人に心を重ねる傾向がある)
自分が一番好きなシーンは、夏帆演じる三女の千佳と広瀬すず演じる四女のすず が二人でカレーを食べて、祖母と父の話しをするところ。すずが自分にも役目があると気がついたような、気がする場面。
あー、そういう意味で、食事シーンがこの映画だと毎回大切に扱われてたなー
夏帆の食べるシーンがなんか好き。